吉川浩フォトワークス  
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2010年

解らないこと (2010年6月20日更新)
そこにはおチビちゃんがいます。4本の手足を広げ、お腹を地面に着けて寝そべっています。アイドル犬とまったく同じです。

そうなんだ。先月なのかな、アイドル犬は天国に召されたんだ。雑誌やTVにも出たことがあるということで、私は密かにアイドル犬と呼んでいました。駒寄せにつながれているときはいつも、4本の手足を広げ、お腹を地面に着けて寝そべっていました。近くを通ったときは挨拶に寄ります。けど、いつもそっけなかった。

『 なんや、あんたかいな。あたいは、イケメンと同性しか興味ないの。申し訳ないけど、そういう訳なの。悪気は無いんだから。ごめんなさいね。知らない顔じゃないから、なにか用? もうすぐお散歩に行くかもしれないから、少しお昼寝したいんだけど。 』

そうなんだ。もう、いないんだ。とっても賢く、美人犬でした。今でも思うことがあります。お散歩の犬はハアハアいいながら先を急ぐものと思っていますが、アイドル犬は違っていました。お散歩の途中、引っ張っても動こうとしないことが頻繁なのです。どうしてなのか未だに考えてしまいます。歩いてもぼちぼちと進みます。お散歩姿を思い出すと笑けてきます。なにを思っていたのだろう。なにがしたかったのだろう。

去年かその前の年の冬。アイドル犬に挨拶に寄りました。私の手は寒さで冷たくなっていて、犬は寒さに強いとはいえ、冷たい手でなでるのは如何なものか。手をこすり、息を吹きかけて少しでも温めます。そしてなでようとしたら、アイドル犬は私の手をなめるのです。暖めてくれるのです。動きから寒いのが判ったんですね。母性本能でしょうか。いっつもそっけなかったのにね。

そこにはおチビちゃんがいます。同じ名前を襲名しています。そして同じ格好で寝そべっています。アイドル犬はどうしてお散歩のとき動かなかったのだろう。解るときがくるのでしょうか。忘れることが出来ない大切な思い出です。
未来も廻りて萌ゆ (2010年5月27日更新)
相変わらず、新緑の撮影です。撮影は体力勝負もあり、最近の適当な雨は助かります。青空、嬉しいのは雲が流れている青空で、そんな日は朝から夕方まで昼抜きで歩き回わります。太陽の位置で陰影が変わりますので、内心、必死です。太陽とかけっこしているようです。

撮りたい構図で、出来るだけ丁寧に、しかし、急いで。相反することですが、ぎりぎりまで粘ります。観光客がいないなんて考えられない場所で、京都でそんなところはないですね(笑)、出来るだけ人がいない構図とか期待する構図に近いものを待ったりと急ぎたいけどひたすら待ちと、5月の満天から降り注ぐ紫外線を浴びながら精神的にもしんどい取り組みです。どうも首筋が相当焦げているようです(笑) 少しでも満足したものを撮りたいので、粘ります。写真を見た人が、笑顔になり、幸せを感じてもらいたいから。大切な時間を割いて見てくれる人に歓んでもらいたいから。

太陽の光が風に揺らぐ若葉に透けてきらめく様は、とても心を新鮮にしてくれます。また、若葉の側にいますと、生まれたての澄み切った空気に接しているようで心地いい。萌え輝く世界のなんと美しいこと。

若葉に支えられて天に浮かぶような通天橋。無数の若葉が寄り添い囲み、着飾ったような清水の舞台。両側からかぶさるように茂る若葉の中を三門から天に一気に伸びる石段の男坂。細い道沿いを行く人達に囁きかけているような若葉茂る琵琶湖疏水。読書する人、散歩する人、緑の土手に腰掛けている人、ジョギングしている人、遥か彼方まで遮るものなく見渡せる若葉のトンネルが続く賀茂川沿い。天と一体の大きな池を取り囲む大沢の若葉。京都に拡がる無数のとても個性的な多くの場所。今、ここかしこでみずみずしく若葉が輝いています。

いつの日か写真を見て、『こんな季節があったのよ』と懐かしむことがないようにこれからも見つめていきたい。

追伸
あちこち行きますと思いも寄らないことに出くわします。毎日のごとく行くところじゃないのでただ単に知らないだけなんですが(笑)

それは賀茂川に行ったとき。遠目になんだか細く長い棒を持った人がたくさん見えますし、なにかを覗いているような人など両岸にうじゃうじゃいます。『あ〜〜〜』ってさすがに声に出たのでは。側まで行きますと学生が測量実習中のようです。こんなこともしてるんですね。単位を落とさないように。

とある大池。池沿いに回り出しますと『通行止め』の札。なんだろうと思いながら迂回しますとタタミ2畳ほどの大きなレフ板が池の中に設置されていますし、大きな照明が木陰をさんぜんと照らしています。『本番!』 よくみる俳優さんのお侍さんが脇差をネットに向けて投げつけています。場面が浮かびます。逃げ行く敵の背中に刺さる脇差。いつかは出会うだろうと思っていました時代劇のロケ。日曜日でしたが、快晴ですのでロケが張られたのでしょう。番組を聞いとけばよかった。
悔しさ (2010年5月5日更新)
5月に入り、新緑(最近は『青もみじ』と言われています)の撮影で忙しくしています。私は、太陽の光にキラキラと輝く、この新緑の季節が一番好きで、昨年まではほとんど楽しく眺めるばかりでした。写真に撮るとすれば、神社仏閣で行われます行事の背景に活かすことぐらい。

こうやって被写体として向き合おうとしたとき、どこの新緑が好きだっけと考え込んでしまいます。資料を調べ、記憶をたどりながら、撮影プランを練ります。建物やお庭と太陽の位置で陰影が出来ますので、どの時間に行けば期待するような写真が撮影出来るかを考えます。新緑は長いようで短い光景、桜と同じような印象をもっていますので、急がれます。

暫く好天に恵まれそうですが、連休、京都の連休の人出の多さを想像し、一瞬、連休後がいいのではとの考えもよぎりますが、美しい新緑が撮りたく、覚悟して計画します。しかし、どうなんでしょう。この時期にあちこち廻るのは初めてですが、思ったよりも多くありません。むしろ少なく感じます。大きいところにはツアーで押しかけますが、それも少なく感じます。例年、こんなものなんでしょうか。それとも、やはり、不況の影響なんでしょうか。

桜の撮影で真っ黒に日焼けしましたが、新緑で更に焼けそうです。温暖化の影響による異常気象なんでしょう、5日は『立夏』ですが、30.9℃を記録しています。夏日です。あまりの暑さからか、体が長袖の腕まくりをするなと言っています。清水寺にいましたが、舞台にあまり人がいません。舞台からの光景を少し楽しんだら、みんな日陰に退避しています。あまりに光線が強く、暑い。( 5月9日(日、母の日)は温暖化をテーマに取り上げたライブ、[ Live ! Do You KYOTO ? 2010 ] が行われます! )

こんな中、あちこち駆け回っていますが、『知ること』と『感じること』の大切さを改めて突きつけられています。それはある寺院を撮影した帰りに、全然違う場所に張ってあった広告写真を見たときのことです。一般的に見る観光ポスターや風景写真ではないもので、その寺院を撮影したものだったんですが、その場所の特徴を活かした強さを感じるものでした。小一時間前にガイドが説明しているのを聞き、その地を歩いていましたが、ちゃんと認識していなかったし、感じていなかった。似たような近い写真は撮影していますが、張ってあったような強さを感じるものは撮れていません。どんなところなのかということをちゃんと写真に表現出来るようにならないと、単に表面を撮っただけの形にはまった弱い写真に過ぎません。撮影直後に偶然見かけた広告写真でしたが、これも神様のお導きなんでしょうか、大きな勉強になっています。
2010都をどりチケットについて (2010年5月1日更新)
いまだに日陰や風にエアコンのような冷気を感じますが、とても穏やかな日中でした。今日は月が代わり、5月。昨日まで祇園町で『都をどり』が行われていました。連休中だからでしょう、花見小路沿いの大看板は撤去されず、なごりを残しつつ、来年の予告もしているようです。今回も芸舞妓さんのみならず『都をどり』に関わられたスタッフ全員、無事、千秋楽を終えられています。1日4回30日で120回公演。凄いことです。

今回もとても多くの方にお申し込み頂き、ありがとうございました。リピーターに、初めての方に、少しでも『都をどり』のことを解って頂こうと毎回取り組んでいますが、『とても楽しめました!』とのお声を頂き、私としても嬉しく思っています。ありがとうございました。

世情はこれから益々厳しくなっていくことでしょう。そのような中ですが、一度きりの人生です、おおいに楽しみましょう。来年も『都をどり』は行われます。何度見ても新たな発見がある『都をどり』です。京都の春を楽しまれる折には、是非、『都をどり』もご予定に入れて下さい。今後も宜しくお願い致します。

追伸
先斗町では今日1日から『 鴨川をどり 』が始まっています。五花街それぞれ特徴がありますので、是非、足を運んで下さい。

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
『 鴨川をどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )


秋のをどり

祇園をどり ( 祇園東歌舞会 )
2010年11月1日(月)−11月10日(水)
生き様 (2010年4月22日更新)
直線的な所作でありながら柔らかく、流れるように舞われます。頭からつま先、指先まで行き届いた意識。おいどを舞台に着けて舞う箇所での、裾さばきの美しさ。僅かに聞こえてくる所作の音が地唄に重なり、心地良く響いてきます。更に無表情の中に見える表情。今回初めて、なんとなく無表情の中の表情が一瞬見えたように感じます。体の中からぞくぞくぞくと震えが来ます。凄くて、美しい。

1度だけ芸妓さんが舞われたものを見ましたが、そのときは感動で涙して、それ以外は先笄を結った舞妓さんが舞うものしか見ていません。『 京舞井上流五世井上八千代 』お家元が舞われる『 黒髪 』。重みも感じます。座談会(『 澪(みを)の会 』)では、普段は教えるばかりでそれも逆手なので少しばかり苦慮したとの場を和ませて頂く余話談。『 黒髪 』は、お稽古を始めて2、3年から習う手ほどきものとのこと。振付は初世井上八千代、手踊り。

井上葉子先生の地唄『 露の蝶 』に続いて、お家元による義太夫、上方唄の『 田村 』。義太夫、上方唄が交互に入り、男舞、女舞の掛け合いの演目とのこと。少しばかり見れるようになってきたと思っていましたが、特に男舞の所作が解かっていないので、この掛け合いが解かりません。前半と後半で大きく違っていたという程度の大雑把な見方。見れるようになるにはまだまだ時間が掛かります。

最近やっと『 都をどり 』本番を見に行けるようになりましたが、第四景『 鴨川燈籠流 』(長唄)の志士と第五景『 猩々 』(浄瑠璃)の酒売の振りを凝視して、男舞の勉強をしています(笑) 他の演目も振りの所作を追っかける有様(笑) しかし、10年目にしてやっと唄と舞が一つになりだし、まだまだ表面的なものですが、舞台が見えてきました。被り物をしていても芸舞妓さんのお顔も判り、本当に楽しくなってきます。

『 京舞井上流五世井上八千代 』お家元の舞を目の前で見ることが出来る『 澪(みを)の会 』。いろいろなお話も聞かせて頂けます。普通ならありえないことです。そして著名な一流の方々に接しられている芸舞妓さんたち。気さくに接して頂いています。本当に嬉しいことです。私がやらなければいけないことは、少しでも感性を磨き、写真に表現出来るようになること。単なる表面的な美しさではなく、内面から現れてくるものを表現出来るようになることです。
2010都をどりチケットについて (2010年4月20日更新)
昨日19日にやっと今回初めての本番公演を見てきました。3月31日の『しゅうらい』以来、桜を撮影していて、祇園町も横切っただけ。祇園の写真も1枚も撮っていません。歌舞練場の中で舞妓さんを撮らせて頂く折、そのことを話しますと、『え〜、もう4月も後半になりますよ〜』 4月の祇園撮影もやっと初日です(笑)

さて、『 都をどり 』は、いよいよ後半に差し掛かりました。明治5年(1872年)に第1回が行われ、140年に渡って受け継がれています。今回は第138回。4月中、舞台は春爛漫、桜色に染まっています。まだまだ公演に間に合います。是非一度見て頂きたいものです。

今年も『 都をどり 』チケットを正規価格にてお譲り出来ます。今年で8回目です。京都の春を楽しんで頂ければと思います。

また、歌舞会で『 完売です 』と言われた方も一度お問い合わせ下さい!

それでは今年も宜しくお願い致します。( 2010都をどりチケット申込み詳細 )


都をどり 『 しゅうらい (大ざらえ) 』 ( 京都新聞 )
都をどり衣装合わせ ( 京都新聞 )


春のをどり

北野をどり ( 上七軒歌舞会 )
2010年3月25日(木)−4月7日(水)
『 北野をどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
和紙緞帳の柔らかな光に包まれて ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )

京おどり ( 宮川町歌舞会 )
2010年4月3日(土)−4月18日(日)
『 京おどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
舞妓さん 『 地方 ( じかた ) デビュー 』 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 読売新聞 )

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
『 鴨川をどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )


秋のをどり

祇園をどり ( 祇園東歌舞会 )
2010年11月1日(月)−11月10日(水)
桜の精 (2010年4月13日更新)
ピク、ピク、ピク。ふくらはぎがケイレンしています。開花予想と天気予報をにらめっこしながら、そして朝一に空を眺め、青空が望めそうか祈ります。雲が流れていても青空が望めそうなら、ドタバタと重い機材を持って飛んで行きます。京都の桜の時期は人、人、人に車、車、車で歩道も車道も大混雑。当然、バスなんかなかなか来ないし、来ても超満員で乗れないことが度々。桜にお日様は待っていてくれませんので、歩き走りと脚に頼るが一番。体育会系で相当鍛えていましたので本領発揮!? 実際のところ使い過ぎ(?)で膝の調子もいまいち(笑) それにしても今春はよく歩き、よく走りました。体を酷使し過ぎて、今、疲労困ぱいです。体に感謝です。

昨年に引き続き、今春も桜を長く楽しめているのでしょう。2月前後に3月27日と開花予想が出され、その後、25日、20日から22日頃と早まっていき、結局、3月19日に開花宣言。昨年と同じです。これまでで一番早かった2002年3月18日に次いで2番目の速さでした。

それからが大変!? 開花宣言が出されてからの気象がこれまた昨春と同じで迷走。29日には雪まで降って、一気に冬に逆戻り。なんだか桜の精が、まだ時期が早いよって言っているように思えます。北国の神様や風の神様や八百万の神様が桜を守っているようでした。4月に入ると一転、ちょっと初夏を思わせる暑さ(なんと24.5℃)もあって一気に満開。京都では4月1日に満開宣言が出されました。

枝垂桜は比較的早く満開になるのでしょうか、そしてソメイヨシノは4月4、5日から10日前後まで満開を楽しむことが出来ています。ソメイヨシノの最後の撮影に鴨川沿いに行きましたが、北大路橋から南と北山大橋から北では咲き方に差を感じます。南の方が少し温かいのでしょう、はちきれんばかりの満開になっていました。穏やかな日が続いていましたが、11日の夜から降り出した雨。この雨も、満開に咲き誇るのを待っていたかのように優しく降り出しました。なんだか桜の木を労わるように。

まだまだこれから満開の桜を楽しめるところがあります。私ももう数箇所楽しむ予定です。そして、3月31日の『しゅうらい』以来、祇園町は通り過ぎるだけでしたが、春爛漫、桜満開の『都をどり』の本番をやっと楽しめます(笑)

追伸
昨日14日は西陣にある小さな小さなお寺、『雨宝院』の桜を撮影しに行っています。6日に行ったときは咲き初めで、満開になりそうな日を待っていました。青空が望める日に行きたかったこともあり、既に満開を予想しながらもぎりぎりまで待ちます。

たわわに咲いた桜、風が通り過ぎますと花びらが舞います。12日は1日中雨でしたが、その他は穏やかな日が続いていましたので数日前に満開になったのでしょう。観音桜などははちきれんばかりに咲き誇っています。緑の花をつける御衣黄桜は2、3分咲きでしょうか。小さなお寺は、5本ほどの満開の桜で覆い尽くされたよう。地上に舞い降りた花びらは清々しい白色。境内が真っ白に染まっているよう。

ラジオが仁和寺の御室桜が満開ですと伝えています。12日に満開になったようです。確か8日は『つぼみ膨らむ』となっていました。一気に咲くようです。市中にはまだまだ咲き誇っています桜をあちこちで見かけますが、満開の桜を楽しめるのは今週一杯でしょうか。行く春を感じます。

それにしても昨日から寒さを感じ、ジャンパーがまだまだ手放せません。
2010都をどりチケットについて (2010年4月11日更新)
開花予想に天気予報とにらめっこしながら桜を撮影しています。桜守ならず、桜追っかけです。とても歩き、走りますので脚はパンパンに張っています(笑) ソメイヨシノは、今日11日で葉桜へと移っていきそうです。

さて、都をどりは、前半から中盤に差し掛かりました。明治5年(1872年)に始まり、140年に渡って受け継がれています。4月中、舞台は春爛漫、桜色に染まっています。まだまだ後半の公演に間に合います。是非一度見て頂きたいものです。

今年も『 都をどり 』チケットを正規価格にてお譲り出来ます。今年で8回目です。京都の春を楽しんで頂ければと思います。

また、歌舞会で『 完売です 』と言われた方も一度お問い合わせ下さい!

それでは今年も宜しくお願い致します。( 2010都をどりチケット申込み詳細 )


都をどり 『 しゅうらい (大ざらえ) 』 ( 京都新聞 )
都をどり衣装合わせ ( 京都新聞 )


春のをどり

北野をどり ( 上七軒歌舞会 )
2010年3月25日(木)−4月7日(水)
『 北野をどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
和紙緞帳の柔らかな光に包まれて ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )

京おどり ( 宮川町歌舞会 )
2010年4月3日(土)−4月18日(日)
『 京おどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
舞妓さん 『 地方 ( じかた ) デビュー 』 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 読売新聞 )

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
衣装合わせ ( 京都新聞 )


秋のをどり

祇園をどり ( 祇園東歌舞会 )
2010年11月1日(月)−11月10日(水)
寒くて、温かくて (2010年3月29日更新)
ラジオからDJとのトークが流れてきます。ゲストに『 Rie Fu(里恵 船越) 』さんだ。『 恋愛なんてヒマつぶし 』をリリー・フランキーさんと唄っています。透明感があって、可愛くて、なんだかほんわかしているメロディー。歌詞はタイトルからして哲学的といいますか、心理学的といいますか、恋愛の心情を綴っています。この唄しか聞いたことがありませんが、トークを聞いていると、しっかりした自分の世界観を持った方で、とても気になります。駅ビルでの公開放送後、ミニライブが行われるとのこと。今日の予定には間に合うから、明日の公開放送取材撮影のロケハン兼ねて聞きに行こう。

駅ビル前広場の特設ステージ。天気はいいけど、日陰の中でおまけに強い風が通り過ぎていきます。結構寒さには強いほうだけど、それでも、『寒い』。

ジャケット写真と違って(笑)、綺麗でキュートな感じの方。どこか憂いを感じます。曲が始まります。とても芯のあるしっかりした歌声。なんだか『 鬼束ちひろ 』さんを思い出す、素敵な歌声。キーボードやギターを弾き奏でながらのアコースティックなライブ。特設ステージでこんなに寒い中だけど、ライブは『人』を感じるから好きです。互いの温度を感じるのはいいですね。そして一番いいのはうまい具合につりあうこと。互いに心地いいからますますのっていく... 『 Rie Fu 』さん、ライブハウスなんかで聞きたいな。

心はほんわか気持ちよく、温かいけど、体は寒い! 3月後半なのに、なにこの気象は。温暖化、人間の大きな代償になりそうです。
2010都をどりチケットについて (2010年3月21日更新)
祇園町は3月に入り、お茶屋さんの町屋などの軒下に『都をどり』の提灯が下がり、半ば頃に四条花見小路に風物詩となっています大看板が上がり、お客様を迎える準備が整っています。既に4月頃の温かさを感じる日がありますので、少し違和感も感じますが。

地方(じかた)、立方(たちかた)のお稽古も、『舞台稽古』が始まります。芸舞妓さんの気持ちに、『いよいよ』との緊張感が走るのではないでしょうか。毎年新作の演目。今回はどのような舞台が繰り広げられるのでしょう。

さて、今年も『都をどり』チケットを正規価格にてお譲り出来ます。今年で8回目です。世情は厳しさを増していますが、是非、京都の春を楽しんでいただければと思います。また、歌舞会で『完売です』と言われた方も一度お問い合わせ下さい!

昨日19日、桜の開花宣言が出されました。昨年2009年と同じです。祇園白川の枝垂桜は早咲きですが、15、6日には7、8分咲きでした。側の桜の蕾も相当ふくらんでいましたので、最近の陽気(ちなみに20日は24℃! 初夏です)で一斉に咲くのではないでしょうか。半月ほど早まっているのでしょうか。桜開花予想は3月27日(土)から25日(木)へと早まり、その後20日から22日頃となっていました。地球温暖化で最近の気象は不安定ですがどうでしょう。昨年2009年は3月27日と発表されて19日開花、その後寒の戻りで冷え込んだりで長く咲きつづけました。ちなみに一番早かったのが、2002年の3月18日の開花。

それでは今年も宜しくお願い致します。( 2010都をどりチケット申込み詳細 )

追伸
4月第1、第2土日は、すでに完売です。昨年2009年は30日間満員御礼でした。

都をどり 『 しゅうらい (大ざらえ) 』 ( 京都新聞 )
都をどり衣装合わせ ( 京都新聞 )


春のをどり

北野をどり ( 上七軒歌舞会 )
2010年3月25日(木)−4月7日(水)
『 北野をどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
和紙緞帳の柔らかな光に包まれて ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )

京おどり ( 宮川町歌舞会 )
2010年4月3日(土)−4月18日(日)
『 京おどり 』、前夜祭 ( 京都新聞 )
舞妓さん 『 地方 ( じかた ) デビュー 』 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 読売新聞 )

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
衣装合わせ ( 京都新聞 )


秋のをどり

祇園をどり ( 祇園東歌舞会 )
2010年11月1日(月)−11月10日(水)
大丈夫 (2010年3月18日更新)
前回の続きです。店出し、えり替ゑを似たような撮り方で繰り返している自分に焦りを覚えたことです。料理人のことを考えましたが、これはとても参考になることでした。メニューがあり、同じような材料で調理をする。それは料理人毎に違う味になります。そしてそれを繰り返して作ることになります。すべてを創作で作り続けるなどとても困難なこと。そして、同じ料理でも経験によって調理方法が変わっていき、味も更に磨かれていくことでしょう。

写真も似たところがあるのでしょうか。そういえば、最初の頃と今では完成度が全然違います。今は、1人の店出しやえり替ゑで40、50点の写真展を出来るような変化のある写真を撮っています。そして綺麗な写真です。売り込みでした(笑) これが私の撮り方の一つと考え、これからの取り組みで更に磨きを掛けていくことになるのでしょう。

最も大切なこととして囚われない自由な感性をもつことになるのでしょうか。力を感じる写真はなにがしかの美しさがあります。自由な思考、感性を磨いて、撮影の幅を広げたいものです。前回に書きましたが、繰り返す撮影であっても、常に光を見て、感じて、その場その場でしっかりテーマをもって望めば大丈夫。今まで気付かなかったことが見えるように感性を磨いていこうと日々取り組んでいけば大丈夫。そして常に新しいことに取り組んでいけば大丈夫。繰り返すことで焦る必要はない。とどまっていたら焦ろう。被写体が人物であれ、風景であれ、失礼なことになるのだから。

今回は本当に疲れました。しかし、いい機会だったようです。最近、ますます思考が自由になり、周りが見えています。写真の幅が広がっています。
迷い、焦り (2010年3月7日更新)
何十回、否、もう三桁になっているか。全部に顔を出すことは出来ないけど、撮らせて頂けるだけ撮らせて頂いている、店出し、えり替ゑ。挨拶に廻る順番はすっかり頭の中にあり、また、行く先々の玄関、矢来、街灯、柱に電気メーターの位置など三次元で頭に浮かび、太陽の位置や天気の状況でどのような光の状態か予想して、色彩重視や質感重視などなにに重きを置くか想像し、頭に浮かんだ三次元画像を上下左右と見回しながら、予め構図を決めて、ポジショニングを取ります。スナップだから最後は成り行き次第。これまでの様々な撮影で造ってきた引出しの中からアドリブで臨むこともあります。そして移動しながら、広めの構図で撮ったから、次はバストアップで臨もうなどと、いろいろな構図で変化のあるカットを意識します。

数日前も同じように臨みました。本当にそつなく撮り終えます。しかし、愕然とします。なにを撮っているんだ。何がしかの感動があったのか。帰宅したらパソコンにデータを移し、ラフチェックをするのだが、今回は見る気も起こらない。どんなものが撮れているのかすべて判っています。なにを撮っているんだ。人生を賭け、重大な決意で新たな道を進もうとしている彼女達のなにを撮っているんだ。こんな機械的な撮り方でなにが撮れる。小奇麗な写真を撮ってどうなる。それっぽく撮ったって、彼女達に失礼なだけ。写真には撮り手の気持ちが写ります。どんなものが写っているのか。なんにも撮れていないだろう。情けなくなります。

どんなものでも二度と同じものはないのに、どう臨んだらいいのか。一流の料理人。その日、その日の食材の状態、温湿度などを見極めて、火加減、味加減を変えて行くようです。出来上がりの見た目は同じでも、味に関わる様々な要素を考慮して調理していく。一見、見た目は同じでも、必要な様々なことを考慮して対応する。そうだよな。特に最近、全体を見ると、同じような撮り方だけど、1カット、1カット、その場、その場でテーマを決めて、取り組んでいる。気付いていないことは無限にあるから常に感性を敏感にして、磨き、模索しながらも、今まで以上に取り組んでいけば、間違いではないだろう。毎回、毎回同じように思えるが、明らかに違う。撮り方に一瞬迷いが起きたが、取り組みは間違いないだろう。なんだかホッとする。あとは大切な気持ち。迷いが消えれば、気持ちも大丈夫だろう。

ここ数日、夢にまで見た、迷い。本当に焦りました。胃も痛くなりました。目をそらし、逃げても解決しないと、見たくない写真を直視し、選択しながら考え抜いた今。しっかり、取り組んできています。ごまかさず、真正面から臨んでいます。これからも、ずっと、忘れずに。

追伸
『季節は巡りて』、といいます。繰り返すこと。今年も桜の季節がやってきます。しかし、同じ桜の季節などありません。ライフワーク。これも繰り返すことでしょうか。繰り返すことで、感覚的に錯覚してしまいます。同じじゃないのに、同じだと。繰り返すことの難しさ。『一期一会』にも、繋がるのでしょうか。今回考えたことの一つです。忘れないように、次のときにでも記します。
男の気持ち (2010年2月27日更新)
その日は明日。今日13日の帰りに買おう。少し時間があるし、品定めも兼ねて様子を見ておこう。FMで、色んな種類があり、楽しいです、とDJが話していました。

エレベーターで10階へ。通路を抜けると、催事コーナーが目の前に広がります。何十店舗入っているのでしょう。う〜ん、想像通り、女性ばっかり。男がいません。臆することなくずいずいずいと進みます。見ただけで楽しくなるものを探します。価格に目がいきます。た、高い。一粒でケーキが買える(笑) 昔もらったゴディバのことが浮かびます。味わって食べなかったら怒りますよね。よ〜っく判ります。味見も出来ます。ひとかけらですが、美味しい! 美味しいな〜

そして『完売』の文字。至る所に『完売』の文字。う、急がないとまずいかも。帰りに買おうとしてたら『完売』だらけかも。荷物になるけど今買うことにします。気楽に楽しんでいましたが、一気に真剣になります。あっちこっちぐるぐる見ながら、『あ〜でもない、こ〜でもない』とあれこれ考えながら品定めをします。姉さんや芸舞妓さんの顔を浮かべながら選んでいきます。姉さんは可愛いのが好きやしな〜 ハートは明るい色がいいかな〜 しかし、結構な価格やな〜(笑)

一つ、二つと選んでいきます。なんだか女性店員が楽しそうに対応してくれます。気のせいかな〜 男がいませんからね〜 気のせいじゃないですよね〜(笑) こうなったら今日持って行くことにします。花街は先取りが『粋』。これは違うかな(笑) 楽しいことだし、いいでしょう。勝手に納得します。時間を見つけてお届けです。

『姉さん、これ。男の気持ちです。』 姉さん、笑ってます。幸せです。明日14日はバレンタインデー。
2010都をどりチケットについて (2010年2月23日更新)
FMからユーミンの『春よ、来い』が流れています。私はユーミンファンで、好きな歌の一つです。ここ数日、風はまだまだ寒いけど、陽射しはとっても温かく、めっきり『春』を感じます。明日は20℃になりそうですとDJが伝えています。4月の陽気、週末には春一番が吹くかもとも言っています。服も色とりどりになり、町中明るくなり、気持ちも軽やかになり、とっても好きな季節。今日23日、電話で舞妓さんと話すと、決り文句の『おたのもうします!!』 お稽古のことなど話します。立方(たちかた)でお囃子の出番の芸舞妓さんは2月から『都をどり』のお稽古が始まっています。3月に入りますと『都をどり』の舞のお稽古が始まります。地方(じかた)のお稽古は2月からですでに始まっています。

さて、今年も『都をどり』チケットを正規価格にてお譲り出来ます。今年で8回目です。世情は厳しさを増していますが、是非、京都の春を楽しんでいただければと思います。桜開花予想が3月27日(土)から25日(木)へと早まっています。地球温暖化で最近の気象は不安定ですがどうでしょう。昨年2009年は3月27日と発表されて19日開花、その後寒の戻りで冷え込んだりで長く咲きつづけました。それでは今年も宜しくお願い致します。( 2010都をどりチケット申込み詳細 )

追伸
4月第1土日は、すでに完売です。第2土日はどうでしょう。昨年2009年は30日間満員御礼でした。

都をどり衣装合わせ ( 京都新聞 )


春のをどり

北野をどり ( 上七軒歌舞会 )
2010年3月25日(木)−4月7日(水)
和紙緞帳の柔らかな光に包まれて ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 京都新聞 )

京おどり ( 宮川町歌舞会 )
2010年4月3日(土)−4月18日(日)
舞妓さん 『 地方 ( じかた ) デビュー 』 ( 京都新聞 )
衣装合わせ ( 読売新聞 )

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
2010都をどりチケットについて (2010年2月13日追加)
は、は、は〜くしょん!! あ〜花粉が飛び始めたかな〜 春も近いな〜(笑)

さて、1月終わりには、舞妓さん達から『○×日がお茶席です〜! おたのもうします〜〜〜!!』と声を掛けられます。2月に入り、祇園町のあちこちに『都をどり』のポスターが貼られています。今年もお稽古を含めて3ヶ月に及ぶ『都をどり』が始まりました。地方(じかた)さんのお稽古は2月から始まっています。

今年も都をどりチケットを正規価格にてお譲り出来ます。今回で8回目です。世情は厳しさを増していますが、是非、京都の春を楽しんでいただければと思います。桜開花予想で3月27日(土)と発表されています。地球温暖化で最近の気象は不安定ですがどうでしょう。昨年2009年は3月27日と発表されて19日開花、その後寒の戻りで冷え込んだりで長く咲きつづけました。それでは今年も宜しくお願い致します。( 2010都をどりチケット申込み詳細 )

追伸
4月第1土日をご希望の方はお急ぎ下さい。確認していませんが、すでに完売になっているかもしれません。昨年2009年は30日間満員御礼でした。


春のをどり

北野をどり ( 上七軒歌舞会 )
2010年3月25日(木)−4月7日(水)
衣装合わせ ( 京都新聞 )

京おどり ( 宮川町歌舞会 )
2010年4月3日(土)−4月18日(日)
衣装合わせ ( 読売新聞 )

鴨川をどり ( 先斗町歌舞会 )
2010年5月1日(土)−5月24日(月)
感覚 (2010年2月5日更新)
立春の2月4日前日、2月3日は節分です。祇園を撮らせて頂くようになり、この日は祇園(八坂神社)さんで行われる祇園甲部の節分奉納と決まっていました。祇園を撮らせて頂くようになり10年目、当然祇園さんに行くつもりでしたが、今回は初めてのところの節分行事に行かせて頂いています。

ネットや常々ご一緒させて頂いています報道の方々から情報を入手したりと当日に備えます。どうも短時間のようです。じっくり見ながら撮っていますと終わってしまいます。考えている暇はなく、感覚で撮り続ける瞬間のようです。前もってある程度撮影プランを決めておき、当日式次確認で確定し、始まってからはこれまでの経験で随時対応とします。

当日。いよいよ豆まき。ここまでしっかり撮影出来ています。舞台上でずらりと並んだ報道に交じって待ちます。取材に何十社来ているのか、圧巻です。それにこんな大舞台は初めて。そして、高い。それはそうと、一番気になるだれがどの位置に着かれるか判りません。大勢の方々が舞台へ入場して来ます。どの位置に着きそうかしっかり追います。大勢の報道がいるこちらへ来そうです。この位置からはまったく撮れません。僧侶、年男、報道でごった返す中、場所が確保出来るか確認、急遽移動。すべて変更です。場所を確保しながら撮影プランを考え直します。雲が流れて露出も猫の目のように変わっています。常々経験していることですので、周りの状況、構図、カメラの設定と次々に撮影プランを決めていきます。恐らくこれらのことを1、2分で対応しています。

1回目が始まります。動きをしっかり見ながら、露出を確認しながら、撮り続けます。それにしても舞台下の大勢の方々。何千人の人がいるのでしょう。凄いの一言。(報道記事に1万5千人と記載) 撮り続けながら、移動出来るか様子を見ます。益々、舞台上はごった返しています。移動は無理と判断、舞台上の方々の迷惑になるだけ。この位置で撮り切ることとします。そして終了。

休む間も無く、2回目に備えます。式次確認、撮影位置の確認をします。報道はほとんどいません。今度は当初の撮影プランでいけそうです。そして舞台下にはまたまた大勢の方々。そうそう、警備もすごい。警察、警備員が何十人いるのでしょう。これだけの人がいますので、安全確保に対応しています。そして1回目と同様、始まります。構図、露出を考えながら、撮り続けます。こんなに予定していた通りに行くとは思ってもいませんでした。終わったとき、てっきり2回目は『神様からの贈り物』だと思いました。

昨日、今日と撮り終えた写真を見ながら選択しています。豆まきは5分なんてなく、もっと短い時間だったことに驚きます。撮影しながら移動も考えていましたので、どんな感覚だったのでしょう。そして、もしかしたら最初で最後かもしれないと思える写真が撮れています。あの状況下、よく撮り切ったものです。1回目はよく対応出来たものだと驚きます。当日は2回目が神様からの贈り物と思ったけど、1回目がまぎれもなく『神様からの贈り物』です。あれだけごった返していたのに移動した場所に少し余裕があったりと、今考えると本当に偶然が重なっています。移動する直前、少しばかり躊躇もしたように思いますが、なにかが導いてくれたようです。

まだまだゆっくりしている訳にはいきません。もっともっと、技術を磨き、感性をより敏感にしていきたいものです。撮影したすべてが良くも悪くも納得出来るようになりたいものです。構図の甘さ、もっと違った構図でも撮れたと思うばかり。もっと、もっと、上へ。
正月 (2010年1月19日更新)
正月。三が日、七日正月(1月7日は五節句で人日(じんじつ))や松の内の15日まででしょうか。以前は1月のことを正月といっていたとのこと。昨今は1月1日だけが正月のような慌しさ。大正月は元日のこと。1月15日は小正月。これは月の満ち欠けを暦にしていた旧暦で、1日は新月、15日は1年で最初の満月にあたります。こういったことで15日を小正月といっているようです。西暦は月齢との関係がないため、15日を小正月といっても満月ではないので意味合いを感じることが出来なくなっています。また、松飾り(門松)を供えておく小正月までを『松の内』といいます。花街では松飾りに『根引きの松』を多く見かけます。先人の感覚に風流と自然と一緒にあることを感じます。

さて、小正月。懇意にして頂いているお茶屋さんに『お箸紙』を取りに行っています。花街の始業式の日にご挨拶をさせて頂いた折、『お箸紙を取りに来ておくれやす』と、この上ないお誘い。とても忙しくしていて、1ヶ月ほどお酒を一滴も飲まない日々のため、行けるかどうかよりも体が心配な状態です。しかし、掛け替えのないお一人。1年の始まりで、清々しく時を過ごしたいこともあり、小正月にお正月を感じに上げて頂きました。この日の芸舞妓さんは黒紋付。15日までは黒紋付、色紋付を着ることとなっていて、紋日に中ります。稲穂と松竹梅の花簪を挿し、黒紋付の舞妓さんにお屠蘇を頂きます。三世井上八千代、春子さんの百壽記念のお盃で頂きます。このお屠蘇でふらふらっとしました。ここまで疲れているとは、やばい(笑) そして『お箸紙』。この上ない至福のひと時です。言葉では言い表せない大切な瞬間を過ごさせて頂いています。人は一人では生きられなく、自然とともにあるように感じています。人と人の繋がりを大切にしたいものです。そういった当たり前のことを思い出させてくれた花街と一生付き合せて頂けたら幸せなことで、そうありたいものです。

お茶屋さんを後にした直ぐ、とてもよくして頂いている芸妓さんに会いました。一言、二言ですが話が出来て、とても嬉しいことを言って頂いています。幸せなことです。内容は、もちろん、ヒ・ミ・ツ(笑) もっといい関係になりたいものです。

さて、今年も温かくて優しさを感じる写真を撮っていきたいものです。見た方が、笑顔になり、幸せになる写真を撮っていきたいものです。

追伸
地唄に松の内の情景を題材にした『正月』という演目があります。「しょうがつ」ではなく、『まさづき』と読みます。なぜ『まさづき』と読むのか判らないようです。ところで、1月2日に見る夢を「初夢」といいますが、『正夢』というとかいわないとかということをどこかで聞いたことがあります。『まさゆめ』、『まさづき』と関係があるようにも思えます。以前は『正月』と書いて、『まさづき』といっていたのでしょうか。
年の瀬 (2010年1月5日更新)
新年を迎えていますが、師走のお話。

北野天満宮で豊臣秀吉が天正15年10月1日(1587年11月1日)に10日間開いた北野大茶湯にちなんで12月1日に『献茶祭』が行われています。それから忠臣蔵。討入りの日の12月14日。雪が降っていたということですが、旧暦では1月後半になり、寒い日だったことが伺えます。『山科義士まつり』や『義士会法要』(法住寺)が行われます。

お釈迦様。菩提樹の下で悟りを開いた12月8日に因み、『臘八会(ろうはつえ)』や『成道会(じょうどうえ)』が行われています。臘八は12月、成道は大悟。

風物詩となっています『大根焚き(だいこだき)』や『南瓜供養(かぼちゃくよう)』も行われます。南瓜の旬は夏ですが、冬至のころに特別に頂きます。

新年を迎えるための行事も行われます。『事始め』、『煤払い』(東西本願寺)、『御身拭式』(知恩院)。

1年の締めくくりの『終い弘法』(東寺)、『終い天神』(北野天満宮)。

八坂神社では大晦日の『をけら詣り』

花街の島原では贔屓筋を招いて行われる『餅つき会(え)』(復活して2009年で9回目)が12月23日に行われます。島原が廓だったころ、12月第3日曜日に行われていたものです。2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』、島原は、新撰組が出入りしていて、今も現存している『太夫(たゆう)』がいる花街。

師走であっても、宗教、歴史、連綿と続いている習慣に因んだあれこれが行われています。科学の世紀といわれていても続いていくもの、引き継がれていくもの。人と人が接し、大切にして、忘れてはいけないもの。損得勘定や効率では割り切れない、とっても温かくて大切なもの。いつまでも、いつまでも、そうあって欲しい。
おめでとうございます (2010年1月1日更新)
2010年も大晦日から引き続き撮影で幕を開けています。フォトグラファーとしてこれほど嬉しいことはありません。京都市内は傘を差すほどではないけど、雪が舞ったりしています。大晦日から元旦の雪は度々あり、記憶に残っています。積もるほど降るかな〜 そう、今日は満月で部分月食。雪雲が出ているからでしょう、お月様の姿は見えません。さて、雪次第で撮影プランも変更です。それでは今年も宜しくお願い致します。
 

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